山の神の独り言(2022/8/15)

『山の日に、山の神、山へ行く』


8月11日は『山の日』だったよね。

海洋国日本を記念する『海の日』が出来たのを後追いするように『山の日』が出来たので、なんだか取ってつけたような印象を持っている人も多いと思うけど、実は日本は国土面積に対する森林の面積率が、先進国の中ではフィンランドに次いで世界2位だという事を知っている人は少ないと思うよ。
日本の国土面積全体に対する森林の面積は約68~70%で、世界でも有数の森林国なんだよね。
だから山の神としては、国土の四方を海に囲まれて海洋国と言われる日本は、実は世界的にも有数の森林国でもあることを強調したいんだよね。
だから『山の日』は『海の日』にとって付けて制定されたのではなく、世界有数の森林国として、日本の森林を世界に誇る日だと思って欲しいんだよね。

山の神の『森林愛』分かって欲しいよね。
従って、山の神は『山の日』8月11日にも山へ行って、山の神々に祈りを捧げた後、七福神の森で下草狩りの作業をしたんだ。
当日、青森県には大雨洪水警報が出ていて、地域によっては浸水の被害が出て、下北地区でも雨が降っていた。
だけど山仕事は「雨にも負けず、風にも負けず、夏の暑さにも負けない」の精神なんだよね。
雨の日の下草刈りは、雨に濡れると共に灌木とか草葉に着いた水滴でも濡れて、文字通り全身ずぶぬれになるんだけど、気温がある程度高いし、作業をしていると汗をかいて体が温まるから、全身ずぶぬれになっても寒くはないんだよね。
夏の山仕事では、雨の日にカッパを着るとカッパで蒸れて体力を消耗するので、山の神としては夏の雨の日の作業はカッパは着ないでずぶぬれ状態で作業するんだよね。
ヘルメットを被って頭さえ濡れなければ、体は雨で冷えるのでかえって涼しくて作業効率は良いんだよね。
濡れた斜面で滑ることさえ注意すれば、雨の日のずぶぬれ作業も快適なんだよね。

今年の『山の日』も山の神々に感謝し、森林国日本の誇りを胸に秘めつつ、山の神は雨に濡れながら快適に下草刈り作業をしました。

2022年09月09日